佐藤恭久のトライアスロンパラダイス・・・ - がんばれヤス! いつかまたハワイへ(初代山形県強化指定選手)

消防に関する

管理者の紹介

消防に関すること

消防に関することをまとめてみました。

職場で作った作品紹介

工具置き台

空気呼吸器ラック

真空オイル等水分離器

廃材を利用してのスロープ

防火水槽の蓋

■意見発表

魅力ある消防団へ
                                 上山市消防本部 佐藤恭久

 毎年、地域の安全確保をスローガンに、「消防団員募集」のポスターが、街の所々に貼られます。
 労働時間の短縮により休日が増え、ボランティア意識が高まっている中、若者の消防団離れが問題になっています。
 地域のボランティア活動というと、「環境美化や自然保護活動」、「祭の保存等の文化活動」、「お年寄り、障害者支援等の福祉活動」などがあり、参加する人が増えていると聞いています。一方、消防団活動に対しては人気がありません。しかし、ほとんどの人が「いざという時には備えが必要である。」と感じているはずです。では、どうして人気がないのでしょうか。
 消防団員に関しては、過疎地域における若年層の減少、そして、サラリーマン団員の増加等による、さまざまな問題はあると思いますが、活動自体に問題はないのでしょうか。ここで一つの活動であるポンプ操法、(いわゆる、火災を想定しポンプ操作について、時間と正確さを競い合う競技)、に触れてみたいと思います。
 ある市の消防団活動に対する調査によると、「基本的なポンプ操法の訓練は必要であるが、ポンプ操法大会については検討する必要がある。」という答えが団員で4割、消防職員で3割、また、「現在実施している、操法の訓練や操法大会は実戦的でないため、現実に即した操法にするのが望ましい。」という答えが、団員消防職員共に4割回答しています。これは、「操法大会は、士気高揚のため当然実施すべきである。」という意見を大きく上回り、現在の操法大会の検討を求める答えが多くあります。
 私自身、消防団員を8年間経験しましたが、大会が近づくと早朝は5時から、夜は7時半からの訓練が続きました。毎日ではありませんが、仕事の後の訓練はかなりきつかったのを覚えています。「果たして、ここまで型にはまった操法に、多くの時間をかける必要があるのか、もっと実戦的な訓練に力を入れるべきではないのか。」といつも思っていました。
 また、訓練礼式という〝慣れない命令的な口調に動かされていること〟にも戸惑いを感じていました。
 魅力ある消防団をつくるには、「諸手当等を改善する」、「消防団という呼び名を変える」という意見もありますが、現役消防団員の要望不満等を聞く場を多く設け、活動しやすく、やりがいのある環境を整えることも必要だと思います。
 自らの手で、郷土を災害から守ろうとする精神に基づいて、組織されている消防団は必要だと思います。何故なら、地域とのつながりが深く、地域内の様々な事情について豊富な知識を持っているため、災害の時にすばやい対応が出来るからです。また、山林火災ともなれば、人海戦術は大きな力になります。阪神淡路大震災の時、消防団員がいない地区では、初期消火が遅れ、住民の自主的な防災対応も遅れたことから、被害が拡大したということを聞きました。
 伝統に培われてきた〝義勇的消防精神〟を、根本から見つめ直すとともに、本来の姿である、自ら願って参加するという姿勢と、ある程度の自己犠牲が伴うということについて、理解して入団していただくこと。尚且つ、その後は、消防活動を通して〝自己犠牲が喜びに変わった時〟自然と人との輪、地域内の輪が魅力あるものとして、大きく広がってゆくということを、消防団員を経験してきた一消防職員として、一味違った視点から伝えていくことが、私の使命だと思っています。


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